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2023/10/24
【コラム】美容オイルで乾燥肌が悪化する!?インナードライになりやすい美容オイルの注意点と間違った使い方



秋冬は急に乾燥しやすくなり、保湿に力をいれる方も多いのではないかと思います。美容オイルを使ったスキンケアは化粧水の水分蒸発を防ぎ、毛穴ケア・エイジングケアにも効果的でとてもシンプルで合理的なスキンケア方法といえますが、美容オイルは使い方や塗布量を間違えると、より乾燥しやすくなってしまう可能性もあります。
そのようなケースの原因と対策を解説していきます。


1.美容オイル(または油分を多く含むスキンケア)を過多に使用してしまっている

美しく健康的なお肌は水分と油分のバランスがもっとも重要ですが、乾燥肌を感じるとつい油分が強いスキンケア(美容オイルや保湿クリーム)を取り入れがちになります。油分を含むスキンケアを塗布した直後はペタペタと保湿されたような感覚があるためつい使用量が多くなってしまいますがそこに大きな落とし穴があります。

美容オイルや保湿クリームクリームなど油分を多く含むスキンケアを毎日多く塗布しすぎることによって、お肌が自制して角層内部の油分分泌量が低下しやすくなます。
分泌量が低下することで、肌の内側の水分も保持されづらくなります。
それによって、「表面は潤っているのに、肌の内側に乾燥を感じる」という状態ができてしまいます。※インナードライ肌の状態


解決方法は・・・


もともと油分を含むスキンケアを多く塗布しすぎている可能性があるため
数日間、スキンケア全体の油分の使用量を控えめにする、または2-3日間使用を停止すると元に戻りやすくなります。
朝と夜両方で美容オイルを使用している場合は、朝か夜どちらかの使用だけにする、1回の使用量もかなり控えめにすることをおすすめします。
また、手前に使用する化粧水はしっかりと塗布し、美容オイルは少し物足りない程度の量を塗布するくらいでもちょうど良いです。


2.ブースターオイル(導入オイル)として間違った使い方をしている


化粧水よりも先に美容オイルを塗布することで化粧水の浸透性をあげるブースター(導入効果)ですが、こちらも美容オイルの種類や美容オイルの塗布量を間違えるとほとんど逆効果になり、乾燥肌が悪化しやすくなってしまいます。
オーガニック美容オイルは100%が油分のため、基本的には水分を弾きます。
化粧水を塗布する前に美容オイルを塗布すると多くの場合は水分がほとんど角層に届きません。ブースターとして使用する場合は

・親水性の高い美容オイルを使用する
・美容オイルをかなり薄く万遍なく塗布する(難しい)


ということがとても重要になります。

もしもブースターとして使用していて馴染みが良くない、乾燥しやすいと感じた場合は使用する順番を「化粧水後に美容オイルを塗布する」ほうに変更することがおすすめです。
美容オイルや保湿クリームなどの油分を多く含むスキンケアではあくまで化粧水の水分を蒸発させないために塗布する役割のため、化粧水でたっぷり水分をお肌に入れたあとに美容オイルを使用するほうが毎日安定して使いやすい方法になります。


→自分に合う美容オイル選びのポイント。


 

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